鉄蓋工業(株)[マンホール,鉄蓋の設計,製造,販売は鉄蓋工業まで]

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強力構造鉄蓋とは…
従来のマンホールは、マンホールカバーの外圧に耐える力が充分に得られず長い使用には耐えられませんでした。そこで考案されたのが「強力構造鉄蓋」です。
日本で初めて開催された東京オリンピックを控えた昭和38年頃、京浜工業地帯を始めとする幹線道路では大型車両の交通量も増大し、
路上に設置された鉄蓋は破損し車両事故が多発していました。この時代、鉄蓋の構造は平受け構造の自由支持をしており、材質的には普通鋳鉄とよばれる鋳物製品でした。
そんな折、受け面の周辺を固定化したところ、耐荷重が増大する事を発見しました。
そこで、 耐荷重を増大させる周辺固定部分を
テーパー加工とし、食い込みを防止する平受け加工部分を備え「強力構造鉄蓋」として製品化しました。材質もダクタイル鋳鉄とし、
鉄蓋の試験方法も従来のものから静荷重試験を取り入れました。
川崎市水道局、神奈川県企業庁水道局の指定を受け、鋳造メーカー、販売会社と通常実施権契約を結び各治自体へ納入を開始しました。
蓋枠の受け面は周辺固定支持構造(テーパー加工)

テーパー加工により強度は2.5倍になり、長期使用に耐えられるようになりました。

蓋の耐荷重を強め、蓋の開閉作業は容易
従来の鉄蓋では、蓋と枠との間に土が入り込み蓋が締着され開かない、という事がよくありました。
強力構造鉄蓋は周縁を低くする事で土砂の締着面積を小さくし、蓋の開閉が容易に出来ます。
●その他の特徴として、蓋の跳出がなく、ガタツキによる騒音がありません。
●昭和46年、神奈川県発明展に強力構造鉄蓋を出品し、川崎市長賞を受賞。
  川崎市水道局・神奈川県企業庁水道局の指定鉄蓋となりました。
●昭和38年 特許を取得しました。
実用新案出願公告 昭40-4350 公告 昭40.2.8
マンホール
実 願   : 昭 38-50732
出 願 日 : 昭 38.7.9
考 案 者 : 出願者に同じ
出 願 人 : 菊池正一 東京都大田区新井宿6の649
代 理 人 : 弁理士 阪本安房 外2名
 
実用新案登録請求の範囲
 
マンホールの枠1の内面を凸円形支持2とし蓋3の周側を枠1の凸円形支持面2に合致密接するべき凹円形被支持面4となし、枠1に蓋3を嵌合し、枠1の凸円形支持面2に蓋3の凹円形被支持面4を密接支持させて周辺固定支持となしたマンホール。
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